モンハンな日々【第133回】NOWで星9以上の大型モンスターを狩猟するために必要なこと
ギルオスガンスはマルチで頼りになる武器

2025/11/03公開 前回はNOWのドシューについて紹介しましたが、SNSを見ているとドシューに限らずネガティブな情報も確認出来ます。もともと本家でも効率を重視する方もいればまったりプレーする方もいるため度々武器防具やスキルについての意見はありました。

モンハンに限らず様々な意見があると思いますが、私のモットーはゲームは楽しくプレーであるため今回は初心に帰ってNOWのおさらいをしたいと思います。

NOWでは最終的に星9以上の大型モンスターの狩猟を行う必要がある

星10ドスジャグラスで獲得できる可能性のある素材

NOWでは大型モンスターを狩猟して素材とゼニーを集め、武器や防具を強化します。武器と防具を強化することでそれまで討伐出来なかった大型モンスターも討伐出来るようになります。

以前は星8以上の大型モンスターから報酬で出る「竜玉のかけら」と、同じく星8以上の特定の大型モンスターから報酬で出る「固有レア6素材」のため、星8以上の大型モンスターを狩猟する必要がありました。

武器や防具をG8(グレード8)以上に強化するためには「竜玉のかけら」か「固有レア6素材」が必要になる

武器や防具をG8(グレード8)以上に強化するためには「竜玉のかけら」か「固有レア6素材」が必要になります。

武器や防具のG(グレード)は狩猟する大型モンスターの星の数とほぼ同一以上の強化が必要になるため、星8大型モンスターの狩猟ではG8以上、星9大型モンスターの狩猟ではG9以上に武器と防具を強化する必要があります。もちろん、星10大型モンスターの狩猟ではG10以上となり、可能な限り強化することが必要になります。

大連続狩猟の大型モンスターは体力が2倍になるのか

詳しい数値は気にしていないため不明ですが、大連続狩猟の場合には大型モンスターの体力が2倍程度になっているはずです。

例えば大連続狩猟の星10大型モンスターを4人で狩猟する場合、1人あたり通常個体の星9大型モンスターの体力を削り切るだけの火力(ダメージ)が必要になると言うことです。よって、仮に4人中2人のハンターが武器グレードが低い状態で参加した場合、残り2人のハンターがかなりのダメージを大型モンスターに与える必要があります。

当然ダメージが足りなければ討伐失敗となり、狩猟時間が長くなることから被弾の確率も上がります。ハンターの体力の回復には応急薬か回復薬を使用するため、出来るだけ素早く大型モンスターを狩猟したいところです。

大連続狩猟の星10エスピナス狩猟前の画面を確認すると「推奨装備:グレード10」となっている
星10エスピナス戦の画面には「推奨装備:グレード10」となっています。これは「武器グレードが10以上」で「防具グレードが10以上」が推奨であると言うことです。
グレードの低い武器では大型モンスターへのダメージが期待できず、グレードの低い防具では一撃ダウンとなります。そこで、武器と防具のグレードを十分に上げて狩猟にのぞむ必要があります。
私はマルチでの狩猟で使用する武器はG10以上に強化したものを使用していて、防具もすべてG10以上ではないものの一撃ダウンにならない程度の強化はしています。
星9ドスジャグラスから得られる報酬は星10ドスジャグラスと変わらない

さらに現環境では星9以上の大型モンスターから報酬で出る「貴竜石」の登場により、星9以上の大型モンスターを狩猟する必要があります。

同一の大型モンスターであれば獲得確立には違いがある可能性があるものの、星9大型モンスターと星10大型モンスターの狩猟の報酬で出る素材に違いはありません。武器を強化するためには必然的に星9以上の大型モンスターを狩猟する必要があります。

スタイル強化には変異素材と「貴竜石」が必要になる

素材やゼニー集めは大変ですが、苦労して強化した武器や防具は狩猟をさらに楽しくすることになると思います。

しっかりと武器や防具を強化したいところです。

素材を効率的に集めるための「部位破壊」の重要性

頭の部位破壊が成功した

武器や防具を強化するために「竜玉のかけら」や「固有レア6素材」が必要になりますが、効率的に集めるための方法が「部位破壊」となります。

例えば画像にある古龍ネロミェールは頭、翼、前脚、尻尾の部位破壊が可能ですが、頭の部位破壊に成功すると確率で固有レア6素材の「溟龍のヒゲ」が報酬として出ます。そこでネロミェール戦ではまず頭の部位破壊を狙うことになります。

NOWでは武器と防具の強化に素材を多く要求される
本家でも「部位破壊」は狙いますが、特にNOWでは武器や防具の強化に素材を多く要求されるため、ある程度効率的に素材を集める必要があります。
武器や防具を強化したくても最低でも150体程度大型モンスターを狩猟する必要があり、固有レア6素材が出ないときには20戦程度出ないこともあります。
基本報酬でも竜玉のかけらや固有レア6素材は出ますが、入手確率を上げるためには「部位破壊」が重要になります。

「部位破壊」に成功すると恩恵として素材が1つ報酬で追加されます。そこで可能な限り部位破壊が可能な部位を狙って攻撃することが重要で、特に竜玉のかけらや固有レア6素材が確率で出る部位の部位破壊は最低でも成功させたいところです。

カッコイイと言うよりは少し可愛らしいアンジャナフ亜

よくマルチではアンジャナフ亜種戦で後脚を攻撃しているハンターがいます。

アンジャナフ亜種は後脚を部位破壊するとダウンするため狙っていると思いますが、星の低い(星8以下程度)アンジャナフ亜種で後脚を狙ってしまうと特に星8では固有レア6素材が期待出来る尻尾の部位破壊前に討伐してしまうことがあるため、推奨できるのは星10での後脚狙いとなります。

また、そもそも効率良く素材を集めるためにはまず尻尾を狙う方が良く、マルチではあえて攻撃を引き付けるためにハンターの誰かが開幕時に頭を狙う場合があるものの、肝心の尻尾の部位破壊前に討伐してしまうのは正直もったいない戦い方です。

アンジャナフ亜種戦ではまず尻尾の部位破壊を狙いたい

そこでアンジャナフ亜種戦ではまず尻尾の部位破壊を狙いたいところです。

そしてこの優先的に部位を攻撃することは他の大型モンスターにも共通することで、SNSでも話題に上がっていた麻痺によるエスピナスへの攻撃も何が問題だったかと言うと、エスピナスは咆哮後に肉質が変わって固有レア6素材に期待が持てる尻尾の部位破壊が可能になるところ、麻痺が咆哮前に入ることで肉質の変化と尻尾の部位破壊を妨げてしまうことでした。

バゼルギウス戦では大剣で尻尾を狙うことがある

PSの高いハンターの方は狩猟する大型モンスターはどの部位から狙うべきかを把握し、最適な武器や防具を選択して挑んでいます。

私としては楽しく狩猟することが前提ではあるものの、最低限の備えは行っておきたいところです。

理想的な狩猟は狩猟の度にすべての部位破壊をして討伐することです。なかなか難しいですが、成功すれば達成感が違います。特にマルチでは各ハンターにある程度のPSが無いと達成できません。

まずは「これから狩猟する大型モンスターのどの部位を狙って破壊するのか」を確認してから狩猟にのぞむことが重要となります。

「汎用武器」「汎用防具」で素材とゼニーを集める

乱獲すれば貯まる「竜玉のかけら」も1日あたり100体以上の討伐数では枯渇する

NOWをはじめたばかりの時には武器や防具が無く、Gも低いままです。チャプターを進めることで星が解放されていきますが、星6以降、とくに星8以降はつまずくかもしれません。

また武器や防具の強化には素材やゼニーが多く要求されるため、なかなか強化も難しいと思います。そこで「汎用武器」と「汎用防具」が序盤では役に立ちます。

以前の環境では黒弓は汎用武器として特出していた

最終的には各属性の武器である「属性武器」とその武器の火力を活かすための「専用装備」が必要になるものの、序盤では強化する武器を「汎用武器」1つ、その汎用武器を支える「汎用防具」1セットを生産強化することで星9以下までの大型モンスターに対応することで効率良く進みます。

「汎用武器」としては黒弓をはじめ、毒武器、麻痺武器などの状態異常武器、グリグラのように肉質無視の砲撃によるダメージを与える武器などがありますが、使用したい武器の方が楽しめると思います。

毒属性の武器はソロでの使用が望まれるかもしれない

一部の「汎用武器」は発動させるスキルとの組み合わせが必要にはなるものの、星9大型モンスターどころか体力の多い星10大型モンスター戦でも十分に通用する火力があります。

しかし、「汎用武器」で注意が必要なのが毒属性武器です。

画像はクイーンバースト(金レイアのガンランス)ですが、この武器はPS次第で『討伐出来ない星10大型モンスターがいないのではないか』と言うくらい強いです。理由はガンスそのものの性能だけでなく毒の仕様とスキルである追い討ち毒の存在ですが、あまりにもダメージが出るため部位破壊をろくにせずに大型モンスターを討伐してしまうほどです。

毒属性武器は「部位破壊」の妨げになりやすい

素材を集めるために多くの「部位破壊」を狙いたいものの、毒属性武器は火力が高いためその妨げになりやすい武器です。

私も以前は大連続狩猟の特に次元変異戦で時間切れとなるのを防ぐためにクイーンバーストを使用していましたが、今では使用していません。私はガンサー(ガンスを使用し、こよなく愛するハンター)ではないですが、それでもクイーンバーストを担ぐとえげつないダメージを出すことが出来ます。

ある意味では「部位破壊」の天敵となってしまう毒属性武器は、ソロでの運用は問題が無いものの、マルチでは扱いが難しい武器です。

マルチでの使用が難しい武器
・毒属性武器全般 ダメージが出過ぎて部位破壊の妨げになる。
・ドシュー 拡散エフェクトが他のハンターの視界を遮ってしまう。

他にも前回紹介したドシュー(マガドライト)は拡散弾のエフェクトが大きいため、とくに近接武器を使用しているハンターの視界を遮ってしまうためマルチでの使用が厳しく、またダメージは高いものの部位破壊には向いていないため悩ましい武器となります。

現環境でのおすすめの「汎用武器」は素材集めも比較的楽なギルオスガンスとなりますが、こちらも発動させるスキル、麻痺を効率良く付与させるPSが必要になり、麻痺耐性値の高い大型モンスター戦やエスピナスなどの特定の大型モンスター戦での立ち回り方も重要になります。

ギルオスガンスはマルチで頼りになる武器

とは言え、強化する手間や星10大型モンスター戦でも活躍出来る性能があるギルオスガンスは優れた「汎用武器」と言えるでしょう。

他にもダメージはそこまで期待できないかもしれませんが、爆破属性武器は部位破壊を狙えるため選択肢としてはありでしょう。

いずれにしても、序盤は素材やゼニー集めが厳しいことから「汎用武器」と「汎用防具」を強化しつつ素材とゼニーを集めて次のステップへのつなぎとすると良いと思います。

「汎用武器」「汎用防具」から「属性武器」「専用防具」への切り替え

今ではほとんど使用していない黒弓装備

武器や防具のGを上げようとしても、大量の素材やゼニーが必要になります。そこで序盤では「汎用武器」と「汎用防具」が役に立ちます。

例えばNOWの「汎用武器」の代名詞と言えば黒弓(ゲイルホーン)ですが、一部の星10大型モンスターも狩猟対象になるなど「汎用武器」としては優れていました。

毒武器のクイーンバーストは強い

他にも毒属性のプケ弓、クイーンバースト、龍属性ではあるものの砲撃主体のグラグリード(グラグリ)なども優秀な「汎用武器」ですが、武器のバランス調整やスタイル解放、あらたなスキルや漂移錬成の登場により、「属性武器」が本来の力を発揮出来る環境になってきたと思います。

これによりとくにマルチの大連続狩猟の星9以上、星8の古龍迎撃戦などでは「属性武器」の使用が求められることになっていると思います。

有料イベント後のアンジャナフ亜種の素材

武器を1つ生産してから強化終了するためには、多くの素材とゼニーが必要になります。

各属性の「属性武器」を強化終了するまでにはかなり苦労しますが、今では一部素材緩和の恩恵が受けられる武器(トビカガチ、ジュラトドス、アンジャナフなど)もあるため、ある程度目標とする星の大型モンスターの狩猟が出来るようになってきたら「汎用武器」から「属性武器」への切り替えのための武器強化を進めることをおすすめします。

また、「属性武器」の力を活かすためには「汎用防具」から「専用防具」への切り替えも必要になります。複数の装備とスキル構成で使用する防具からGを上げて防御力を上げると一撃ダウンすることなく狩猟を続けられる機会が多くなるでしょう。

ダメージを出すためには「適性距離」を意識する

星10イソネミクニ討伐はラー砲、オウガ太刀ともに失敗に終わった

各武器には「適性距離」があります。この「適性距離」を意識して狩猟することで武器本来のダメージが出せるようになります。

私はキリンライトで星10イソネミクニと戦っていますが、すんなりと討伐成功にはなりません。理由は「適性距離」を維持できていないからで、討伐に成功するときは意識的にイソネミクニに近付いて戦闘していたときです。

雷属性弱点の星10相手には太刀ではなくライトを使用することが多い

キリンライトの弾種は貫通電撃弾と麻痺弾です。貫通電撃弾は大型モンスターと近すぎず離れすぎずが「適性距離」で、離れすぎるとダメージが落ちます。

星10大型モンスター戦となると被弾が痛いです。防御力872まで上げている装備構成で挑んでいるものの、意識的に大型モンスターから離れてしまうようです。よってダメージが十分に出ず、時間切れとなるのでしょう。

マガド戦では回避が厳しい

近接武器の場合には大型モンスターに張り付いて攻撃するしかありませんが、遠距離武器の場合には腰が引けて大型モンスターとの距離を取り過ぎることにより「適性距離」から外れてしまうことを避ける必要があります。

そのためには大型モンスターの行動を理解し、防御力を上げて挑む必要がありますが、武器も強化が進んでいれば時には力押しして討伐することも出来るでしょう。現環境ではダメージが出やすくなってきていますが、登場予定の星10古龍迎撃戦では阿鼻叫喚とならないように今から準備する必要があります。

「適性距離」の確認はトレーニングでもできる
「適性距離」の確認は実際に大型モンスターの狩猟でももちろんできますが、トレーニングでもできます。
トレーニングでは被弾することなく確認が出来るためおすすめです。なお貫通弾の「適性距離」は、大型モンスターから2回もしくは3回、回避した距離したでした。接近しても大型モンスターによっては上手く当てることでダメージを出すことも出来ますが、少し離れたところから大型モンスターの行動を見ながら攻撃することが良いでしょう。

画面の端で戦闘に参加しないのは論外ですが、「適性距離」を意識して戦えるように準備したいところです。

日々の狩猟はイベントの進行と武器強化で終わっている

素材緩和中に強化が終了したスカルホイッスル

お目当ての武器や防具を強化するのが楽しいNOWですが、最近はスカルホイッスルの強化を進めていました。

強化しても倉庫番となる未来しかみえないのが現状ですが、何故か達成感があります。

マガイマガドの武器
・双剣G10-5、S0
・ハンマーG10-5、S2
・笛G9-5、S0
・レコルG10-5、S6 ガードリロード
・ドシューG10-5、S11 ステップショット
・弓G10-5、S0

他にも素材緩和中のマガイマガドの武器の強化を進めていますが、残りは笛のみとなっていました。さすがに強化し過ぎていると思いますが、今の楽しみとしています。

今後は強化した武器の使用を検討していて、まずはイビル双剣をティガ亜種で試しています。

双剣を使用していなかったことを認識できた

双剣はSPのカッコ良さに感心していましたが使用していませんでした。

いざ使用をはじめるとSNSなどの情報通りで、思うところはあるものの今後スキルを見直して星10大型モンスター戦やソロでの使用も検討しています。

先日友人に装備とスキル構成のアドバイスをもらったため、ギルオスガンスの装備と合わせて整えたいと思っています。

終わりに

11/3からのイベントでは星10マガイマガドのみの大連続狩猟があった

11/3からは「装備強化促進クエスト」が開催され、星10マガイマガドのみの大連続狩猟がありました。

苦戦を予想していたものの一度も時間切れ無しに討伐に成功し、ハンターの方に恵まれたようです。タマゴも確率で出るため、今週は少しでも大型モンスターの討伐数を増やしてゼニーを集めたいところです。

少し肌寒くなってきましたが、みなさんも楽しく狩猟してください。

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