【第57回】戦闘リニューアルへの対応のため、キャラ調整とキャラの特徴を確認する
再調整後のルシアス ©Vespa Inc.

2022/11/18公開 【第56回】クリティカル率を100%まで上げたリピネの使用感と神罰レイドへの挑戦 | ドスモス.net (dosmos.net)でなんとか神罰レイドのフロスト・ドラゴンとブラック・ドラゴンを突破するもののテルシオに惨敗となりました。戦闘リニューアルにより大きく変わった各キャラを活かしきれていない、もしくはPT編成そのものの見直しが必要なのかもしれません。

そこで今回はテルシオ戦突破に向けて戦闘リニューアルへの対応策について考えます。

戦闘リニューアルへの対応策を探る

超越特性が大きく変わった ©Vespa Inc.

10月11日のアップデートにおける戦闘リニューアルの影響で苦労しているのが各キャラの超越特性の変化です。各キャラの固有の超越特性が無くなり、一部のキャラにおいてはまったく運用方法が変わってしまったのかもしれません。

与ダメージの大小などはコンテンツを突破出来れば良いのですが、キャラの特徴が変化してしまうと各キャラの特徴を踏まえて組んでいたPT編成そのものの見直しが出てくると思います。

最終的にはテルシオ戦を突破出来る様にしたいと思っていますが、どの様にすれば良いのでしょうか。

テルシオ戦アップデート前のPT編成
・DD・・・ヤンヌ
・タンク・・・ロマン
・サポート・・・イザヤ、バランセ、ルシアス、メイ、ライアス、エステール
まず再確認としてテルシオ戦での私のPT編成を確認しました。
アップデート前のPT編成 ©Vespa Inc.
DDはドラゴンに強いヤンヌとして、ロマンとライアスの魔法防御力付与によりPT全体の対魔法属性攻撃への備えとしました。イザヤは無敵でPTの生存率を高め、バランセは魔導装備装着による専用武器の恩恵を与え、ルシアスはS2により主に生存率を高め、メイはヒーラーとしてのHP回復を担当し、エステールはPT全体の生存率を上げるとともにDDヤンヌの火力アップと補助ヒーラーとしての起用でした。
ところが戦闘リニューアルによりキャラ固有の超越特性が無くなり、またCTによるスキルの発動制限も加わったことからコンテンツ突破に向けた戦術そのものにも影響が出ています。
MP中毒にはならないもののスキルが上手く発動できない ©Vespa Inc.

アップデート後にはロマンが早々に落ち、MP中毒にはならないもののスキルを上手く発動することが出来ません。状態異常にかかる頻度が上がったのも原因とは思いますが、画像をよく確認すると与ダメージも突破に向けて足りているのか疑問が残ります。

リピネ ©Vespa Inc.

アップデート後にはクリティカル率上げてダメージが上がるのかをリピネで確認してみましたがいまいち感触がありませんでした。そこでまずはテルシオ戦で生き残ることが出来る様にするため、ルシアスを調整してみることにしました。

ルシアスをテルシオ戦用に再調整してみる

アップデート前のルシアス ©Vespa Inc.

アップデート前のルシアスは最大HPが約576万と少ないものの、魔法防御力が96,000、魔法ガード率が1,230、被魔法ダメージ減少が550と対魔法属性攻撃に対して守りを固めていました。アップデート後には数値を上げにくくなったのでバランス良く調整する必要があります。

再調整後のルシアス ©Vespa Inc.

そこで魔法防御力87、魔法ガード率190、被魔法ダメージ減少202で再調整してみました。魔導装備以外の装備での調整も考えましたが、少しでも基本性能の高い防具の方が後々有用になると考えて魔導装備で調整することにしました。また追加スキルにはS2のCT減少を3つ入れました。これにより少しはS2の回りが良くなるとの思いでした。

多少は粘りがありそう ©Vespa Inc.

再調整後に2度ほどテルシオ戦で調整具合を確認しましたが、多少粘りが感じられるもののライアスの残HPと比較するとまだまだ調整が必要な様に感じました。そこで粘りのあるライアスの数値を確認することにしました。早々に落ちるロマンと合わせて比較することでサポート要員の調整方法が分かるかもしれません。

調整していないライアス ©Vespa Inc.

ライアスの魔法防御力138、魔法ガード率115、被魔法ダメージ減少227で、ルシアスと比べると魔法防御力が51で約1.5倍の数値がありました。この比較だけを見ると魔法防御力の大小が与える影響が大きいと思います。

調整前のロマン ©Vespa Inc.

調整前のロマンは魔法防御力181、魔法ガード率270、被魔法ダメージ減少449とこの3つの数値はいずれもライアスを上回っていました。単純に前衛なのでHPが削られているのか、それとも隠れた数値の影響があるのか。いずれにしてもこの3キャラの比較だけではキャラ調整の方向性は確認出来ませんでした。

これでは打つ手がありません。他になにを確認すれば良いのか迷っていましたが、少し面倒なキャラの特徴について確認することにしました。※本来であればルシアスやライアスから特徴を確認するところですが、はじめにヤンヌを確認していたため次ではヤンヌの特徴を紹介します。

DDヤンヌのキャラの特徴を確認する

ドラゴン戦の切り札ヤンヌ ©Vespa Inc.

ヤンヌはアップデート後にどの様に変わったのか、今後の運用やPT編成などにも影響があるため確認することにしました。

ヤンヌのアップデート前後の仕様
項目 アップデート前 アップデート後 変更内容
専用武器 クリティカルヒット時、攻撃力50/60/72/86/103/125%の追加物理ダメージを与え、MPを150回復します。対象がドラゴンの場合、追加物理ダメージが80/96/115/138/166/200%に適用され、1.5秒間、気絶させます。この効果のクールタイムは0.5秒です。 クリティカルヒット時、攻撃力150%分の追加物理ダメージを与え、MPを100回復します。対象がドラゴンの場合、追加物理ダメージが200%に適用され、1.5秒間、気絶させます。この効果のクールタイムは1秒です。 ・追加ダメージ割合の増加
・MP回復量の減少
・CTの倍化
SWスキル
使用条件
18秒にかけてチャージされ、使用できます。 36秒にかけてチャージされ、使用できます。 ・チャージ時間の倍化
固有スキル 20秒間、竜殺しスヴェルタの魂を召喚して自分の攻撃速度を300、味方全体の攻撃速度を300増加させ、自分のMPを毎秒400回復させます。効果時間中、敵全体のすべての被ダメージを20%増加させ、対象がドラゴンの場合はダメージ増加効果が60%に適用されます。 20秒間、竜殺しスヴェルタの魂を召喚して自分の攻撃速度を300、味方全体の攻撃速度を150増加させ、自分のMPを毎秒200回復させます。効果時間中、敵全体のすべての被ダメージを10%増加させ、対象がドラゴンの場合はダメージ増加効果が30%に適用されます。 ・味方への攻撃速度増加効果の半減
・MP回復量の半減
・与ダメージ効果の半減
SW
使用条件
クールタイム20秒/使用可能回数7回 クールタイム40秒/使用可能回数7回 ・CTの増加
SW
1段階
効果時間中、自分の攻撃力が50%増加します。 効果時間中、自分の攻撃力が50%増加します。 ・変更なし
SW
2段階
効果時間中、通常攻撃のダメージが敵の防御力を無視します。 効果時間中、通常攻撃のダメージが敵の防御力を無視します。 ・変更なし
スキル
S1
姿勢を整えて集中し敵を攻撃して、前直線範囲内の敵に226461の物理ダメージを与え、対象の被物理ダメージを10秒間、25%増加させます。対象がドラゴンの場合、5秒間、気絶させます。集中時間に比例して、ダメージ量と気絶効果時間が最大100%増加し、最大値まで集中すると、攻撃がクリティカルヒットします。 姿勢を整え集中し、敵を攻撃すると前方直線範囲内の敵に2744の物理ダメージを与えます。対象がドラゴンの場合、1372の防御無視追加物理ダメージを与えます。集中時間によってダメージは最大100%まで増加し、最大値まで集中すると必ずクリティカルヒットします。 ・CCの削除
・物理AMPの削除
スキル
S2
敵対象とその周辺範囲内の敵に314476物理ダメージを与え、2秒間、気絶させます。対象がドラゴンの場合、250496の防御無視追加物理ダメージを与えます。 敵対象とその周辺範囲内の敵に3528物理ダメージを与え、2秒間、気絶させます。対象がドラゴンの場合、1176の防御無視追加物理ダメージを与え、5秒間、気絶状態にさせます。 10秒後、使用可能

・CCの増加

スキル
S3
自分のデバフをすべて解除し、30秒間、攻撃力を72192、防御貫通力を500、攻撃速度を250増加させ、すべての被ダメージを25%減少させます。また、効果時間中、通常攻撃が強化され、MPを3%消費して直線範囲内の敵にダメージを与え、ドラゴンに41796の防御無視追加物理ダメージを与えます。この効果は解除できません。 自分に15秒間、攻撃力を20%増加させ、持続中に通常攻撃が変わり、各々の通常攻撃がMPを3%消費し、直線範囲内の敵にダメージを与えます。対象がドラゴンの場合、294の防御無視追加物理ダメージを与えます。この効果は解除できません。 45秒後、使用可能

・効果時間の半減
・防御貫通力/攻撃速度/被ダメージ減少増加の削除

スキル
S4
自分の攻撃力が35622、最大HPが30%増加し、通常攻撃のダメージが敵のガード効果を無視します。また、自分がドラゴンに与えるダメージが100%増加し、味方全体のドラゴンからの被ダメージが20%減少します。 すべての味方がドラゴンに与えるダメージが10%増加します。 ・攻撃力/最大HP増加の削除
・通常攻撃のガード無視効果の削除
・対ドラゴン戦の効果の変更
専用宝物
S1
[集中して、一気に!] スキル発動中、状態異常を無効化し、10秒間、対象の被物理ダメージを10/12/14/17/21/25%増加させます。 [集中して、一気に!]ダメージ量効果が18%向上します。 ・状態異常無効の削除
・物理AMPの削除
・与ダメージの増加
専用宝物
S2
[全部ぶっとばす!]ダメージ量が20/24/29/35/42/50%増加し、クリティカルヒット時にクールタイムが12%減少します。 [全部ぶっとばす!]ダメージ量が効果が21%向上します。 ・与ダメージ割合の減少
・CT減少効果の削除
専用宝物
S3
[手加減なし!]MP消費量が1減少し、効果時間中、英雄でない敵に与えるダメージ量が12/14/17/21/25/30%増加します。 [手加減なし!]攻撃力増加効果が30%向上します。 ・与ダメージ割合の増加から攻撃力割合の増加に効果変更
専用宝物
S4
[ドラゴンハンター]味方全体のドラゴンからの被ダメージが追加で10%減少し、ドラゴンに与えるダメージ量が6/7.2/8.6/10.4/12.6/15%増加します。 [ドラゴンハンター]ドラゴンに与えるダメージ増加効果が24%向上します。 ・ドラゴン戦での味方全体の被ダメージ減少効果の削除
・ドラゴン戦での与ダメージ割合の増加

※表は横にスクロール出来ます。
※アップデート後の効果に関する数値は私が所有している凸の状態のものになります。

専用武器に関しては、CTが倍化してMP回復量も減少したため弱体化しているのでしょう。しかし、戦闘リニューアルにより全体的に弱体化しているため適度な調整なのかもしれません。SWスキルの使用条件にあるチャージ時間やCTも倍化していますが、いずれも全体的な弱体化の影響と思われます。

専用宝物に関しては、どのキャラも同様ですが弱体化しています。また、効果が変更されているため主専用宝物に選択するものには注意が必要になるかもしれません。

ヤンヌのDPSが低いのか ©Vespa Inc.

テルシオ戦のヤンヌに限れば今まではにらめっこ中にS1のCCによりCCゲージを削っていましたが、S1のCCが削除されている様なのでCCが2秒から3秒に増加したS2を使用することになるかもしれません。少なくともS1ではCCは削れなくなったのでしょう。

またヤンヌでダメージを出すときにはS3の専用宝物であるドラゴンステーキを主専用宝物にしていましたが、与ダメージ増加から攻撃力割合の増加に効果が変更されていることからS4の専用宝物への変更が必要になるかもしれません。

この様にキャラの特徴を確認するとキャラ調整の方向性やPT編成が見えてくるのかもしれません。しばらくテルシオ戦を想定してキャラの特徴を確認していきたいと思います。

今週のWB

プリシラが開眼したのか ©Vespa Inc.

今週のWBはWB1からWB3となっていました。熱くダメージを伸ばしていたのは昔、今は生き延びることが精一杯となっています。しかし、WB3ではなんとDD反クラ以外が生き残っていました。

反クラは早々に離脱するため、開眼したのかプリシラのダメージが反クラを上回りました。しかもプリシラはサポート用の調整のため、もしかするとDD仕様に変更して反クラの代わりにサポート要員を増やした方がダメージが上がるのかもしれません。

今後は少しづつ生存率を上げていこうと思います。

今後の予定は

ノルディク5段階を2回で突破する ©Vespa Inc.

まだ戦闘リニューアル後の環境に慣れていないものの、少しづつPT編成を見直してダメージを上げています。テルシオ戦突破にはまだ時間がかかりそうなものの、戦闘にはなっているため今後の調整に希望をつなげたいと思っています。

みなさんも是非キンスレを楽しくプレーしてください。

アップデート後のドラゴンレイドHARDのファイア・ドラゴン10段階について詳しくはこちら(内部リンク)
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予告【第58回】テルシオ戦突破に向けてロマンとライアスの特徴を確認する

調整前のロマン ©Vespa Inc.

魔法防御力と魔法ガード率がライアスより高いロマンですが、テルシオ戦では真っ先に落ちてしまいます。ロマンには太陽の石を持たせているため、なんとか落ちないロマンに調整したいところです。

そこで次回【第58回】はロマンとともにライアスの特徴を確認したいと思います。お楽しみに。

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