【第34回】アポカリプシオンの高難易度へ向けてPT編成をもう一度考えてみる
PT編成の見直しと「MP中毒」対策をする ©Vespa Inc.

2022/06/10公開 【第25回】難易度6のアポカリプシオン戦に勝利することが出来るのか | ドスモス.net (dosmos.net)でアポカリプシオンの難易度6を突破したもののかなりギリギリの戦いでした。その後も毎週アポカリプシオン戦を回っていますが、相変わらずMP枯れによる苦戦と劇場の開演で1回勝利するまでの戦闘時間が1時間を超えることもめずらしくありません。

今後のことを考えると難易度7以降への対策を検討するとともに、MP枯れについても何らかの対策を採りたいところです。

そこで今回はアポカリプシオンの高難易度へ向けてのPT編成の見直しと、切実なMP枯れの対策について紹介します。

動画投稿サイトからPT編成を探る

見直し前のPT編成 ©Vespa Inc.
アポカリプシオン戦の見直し前のPT編成
・タンク ロマン
・DD ヤンヌ
・サポート メイ、ベロニカ、エステール、ライアス、シア、イザヤ

アポカリプシオン戦では以前動画投稿サイトで確認したPT編成をそのまま真似てキャラの育成と調整を行いました。2022年3月のアップデートで仕様が変更されたためMP枯れも発生する様になり、勝利することが出来るもののこのままでは高難易度への挑戦が厳しい状況です。

そこでアップデート後の現在の仕様での情報をなんとか動画投稿サイトから得られないか確認を続けていたところ、最近ようやく情報が得られる様になりました。

動画投稿サイトで確認したいこと
・高難易度でのPT編成
・MP枯れ対策

まず確認したいのは高難易度でのPT編成です。実際に突破したPT編成を確認出来ればキャラの育成や調整の方向が確認出来ます。そこでアップデート後の動画を探してみました。

動画投稿サイトで確認したアポカリプシオン戦での使用キャラ
・DD グレモリー、ヤンヌ 他
・サポート ライアス、イザヤ、シア、メイ、アネット、ルシアス、バランセ 他
DDはやはりグレモリーが推されている様で、ヤンヌはメインDDもしくはサブDDで使用されている様です。私はグレモリーを育成する余裕が無いため、このままヤンヌで行きたいところです。
少し驚いたことがサポート要員で、ライアス、イザヤ、メイはほぼ必須級のキャラですが、ルシアス、バランセでの高難易度突破の動画も確認出来ました。シアを外した編成になりますが、テルシオビームにも充分に対応していました。※危ないところではイザヤのS3で防いでいました。
調整前のルシアス ©Vespa Inc.

そこでまずはルシアスをシアの代わりにPT編成に加えることを検討しました。ルシアスはヒーラーなので調整によってはシアの代わりになるかもしれません。

調整前のバランセ ©Vespa Inc.

次にせっかくなのでバッファーのベロニカからバランセをPT編成に加えることを検討しました。高難易度突破の実績のあるルシアスとバランセであればキャラ調整次第で充分に活躍してくれるはずです。

調整後のルシアス ©Vespa Inc.

まずルシアスは最大HPが576万、魔法防御力が96,000、魔法ガード率が1,230と最大HPに不安が残るものの調整が終了しました。

調整後のバランセ ©Vespa Inc.

次にバランセは最大HPが603万、魔法防御力が87,000、魔法ガード率が560と最大HPと魔法ガード率が低いものの調整が終了しました。

ベロニカのAMPをバランセでどこまでカバー出来るかは分かりませんが、専用武器を2凸から強化したいもののNPC英雄であるためすぐには出来ませんでした。とりあえずPT編成の方向性は確認出来ました。

アポカリプシオン戦の見直し後のPT編成
・タンク ロマン
・DD ヤンヌ
・サポート メイ、バランセ、エステール、ライアス、ルシアス、イザヤ
赤字がキャラ変更
PT編成見直し後のテルシオ戦 ©Vespa Inc.

PT編成の見直し後は感触を確かめるため難易度1で2ドラ残しのアポカリプシオン戦に挑んでみました。

動画投稿サイトで紹介されていた劇場開演の阻止方法として、にらめっこに入ったらヤンヌはS1⇒S1、バランセはSW⇒S3でほぼ大丈夫とのことからヤンヌ、ルシアス、バランセ、イザヤを手前で操作出来る様にして挑戦したところ、感触はまずまずで操作に慣れれば劇場開演を阻止出来ました。

他には戦闘時の操作として、ルシアスはS2のみ、バランセはS1とS3のみ発動させてイザヤはSWの使用など説明がありましたが、イザヤのスキルはよく理解していないためオートで進めました。

PT編成を代えての勝利 ©Vespa Inc.

何度か操作を確認しながら挑み続けてアポカリプシオン戦も突破することが出来ました。これでPT編成はなんとかなりそうな感触です。キャラ調整を重ねていけば高難易度でも戦えることでしょう。

途中でキャラ調整が必要になった
ルシアスの超越特性 ©Vespa Inc.

何回かテルシオ戦に挑み続けて感触を確かめながら進めていましたが、微調整が必要に思えたためルシアスの超越特性を変更し、バランセは与ダメアップも兼ねて専用宝物の凸も行いました。
さすがにエンドコンテンツともなるとPT編成の見直しでは微調整も必要になるのでしょう。

MP枯れとは「MP中毒」のことで対策があるらしい

ライアスのSW ©Vespa Inc.

次に確認したいことはアップデート後におそらく仕様が変更になったために発生しているMP枯れの対策です。

正直、キャラの育成と調整はある程度進んでいるためMP枯れの対策が可能であれば高難易度へ充分に行けるとの思いもあります。秒間MPや攻撃時MPを多く積んでいても効果が見られないことから、ネットから有益な情報を集めることにしました。

はじめは動画投稿サイトで確認しようとしましたがアップデート前の動画が多く、アップデート後の動画ではMPについてあまり触れられていませんでした。そこで次はインターネット上で「MP枯れ」「MP対策」などで検索してみましたがヒットしなかったものの、「MP」の部分でヒットした「MP中毒」なる単語を発見しました。

MP中毒についての確認出来た記載内容
・動画投稿サイトから、ライアスについて『MP中毒対策でSWは外してます』との記載あり。
・SNSから、『アポカリプシオンステージは英雄のMP回復しすぎるとMP中毒になりMPが回復しない時間が生まれます』との記載あり。
ライアスのSW ©Vespa Inc.

まず動画投稿サイトに記載のあった『MP中毒対策でSWは外してます』について確認しました。

ライアスのSWのスキル情報には『・・・12秒間、・・・毎秒ごとに味方全体の・・・MPを400回復させます。』とあります。つまりSWを使用すると12秒間は毎秒MPを400回復させる効果があるとのことで、MP1マスが500だったはずなので毎秒0.8マス回復させる効果があると言うことになります。

ライアスは他にもS3で自分を除く味方全体のMPを2マス回復する効果と、5超越特性の闇で3秒ごとに味方全体のMPを350回復させる効果があります。

アップデート前のアポカリプシオン戦の戦い方
アップデート前のアポカリプシオン戦 ©Vespa Inc.

アップデート前のアポカリプシオン戦の戦い方ではロマンとライアスの魔法防御力付与で味方全体を守りながらライアスのMP付与によりスキルを連発する方法が有効でした。
また、魔導装備の追加スキルにMP100%時のCT減少を多く装備させることにより味方全体のスキルの使用頻度が上がり、さらに戦いが楽になっていました。
あまりにもこの戦法が有効であったためアップデート後の仕様変更になったのでしょう。

アポカリプシオン戦でライアスが必須キャラと呼ばれていた理由の1つが逆にデメリットとなったことになります。とは言っても魔法防御力付与は重要であるためライアスをPT編成から外す訳にもいきません。これはアップデート後の高難易度突破のPT編成を確認してもライアスが選択されていることで確認出来ます。

そこで「MP中毒」への対策は各キャラの秒間MP(1秒あたりMP回復量)と攻撃時MP(攻撃時MP回復量)で調整することとしました。

ルシアスのルーンヘンジ ©Vespa Inc.

まずはじめにルシアスのMP回復量の調整を行いました。ルシアスで「MP中毒」対策の効果があれば他のキャラにも適用するつもりです。ルシアスのMP回復量を確認するとルーンヘンジに秒間MPが66%付いていたので無くしました。ところがアポカリプシオン戦で充分な効果が確認出来なかったためさらに調整することにしました。

ルシアスの超越特性を変更 ©Vespa Inc.

超越特性を確認したところ5超越の闇の効果が秒間MPを300%増加させるものでした。これでは「MP中毒」になってしまうであろうことから、この5超越の闇も外しました。まだ「MP中毒」を完全には回避できないもののある程度効果が確認出来たので次はバランセの調整に入りました。

バランセのステータス ©Vespa Inc.

バランセは装備2か所に秒間MPが78%付いていたため最大HPに変更しました。これで最大HPが150万増えて753万になったので一石二鳥のはずです。そこで次はDDヤンヌの調整を行いました。

ヤンヌの専用宝物 ©Vespa Inc.

DDヤンヌは専用宝物に付いていた秒間MPを最大HPに変更しました。出来れば攻撃力か攻撃速度にしたかったのですが再研磨チケットは貴重であるため良しとしました。これで大分調整したので再度アポカリプシオン戦で「MP中毒」が回避出来る様になったのかを確認しました。

「MP中毒」になっている ©Vespa Inc.

アポカリプシオン戦でスキル操作の合間に撮ったものですが、見事に「MP中毒」になっています。音声をONにして手前キャラのMPを確認していると、ライアスの『あふれ、流れよ』とのセリフの時にMPが一瞬回復してからルシアスとバランセが「MP中毒」になっていました。

希望装備のセット効果 ©Vespa Inc.

プリーストの希望装備のセット効果にある『味方全体のMP回復力6%増加』やライアスのSWによるMP回復、他にも各キャラの超越特性によるMP回復や秒間MPと攻撃時MPなどのMP回復手段があり、これらの要素が複合的に絡んでMPを回復させています。

各キャラの素のMP回復力を探ろうとしたら
カカシで確認 ©Vespa Inc.

各キャラの持っている素のMP回復力は0(ゼロ)なのかどうかを確認するためカカシ(案山子)のところに行きましたが、MPが最大でスタートしてスキルを使用してもガンガン回復しました。
どうやらカカシでは確認することが出来ない様です。

各キャラの秒間MPや攻撃時MPを変更すると後で戻すことが現状厳しくなります。さらにライアスのSWを外すことは出来るとしても戻すのはまた大変になります。かと言って「MP中毒」が解消された訳ではありません。非常に悩ましい選択を迫られることになりそうです。

今週のアポカリプシオン

アポカリプシオン登場 ©Vespa Inc.

今週はPT編成を代えて挑んでいたため難易度1の2ドラ残しでの戦いでした。「MP中毒」は解消出来ていないものの劇場の開演阻止方法が確認出来ていたため手動操作に慣れた後の2回目のアポカリプシオン戦は1度の挑戦で突破しました。今後は「MP中毒」が解消出来れば難易度1のフルドラ残しで挑戦したいところです。

DDヤンヌの火力は充分 ©Vespa Inc.

なお、ベロニカからバランセに変更したことによる火力の問題については特になく、DDヤンヌのDPSもアポカリプシオン戦突破時には90億越えとなっていて充分な火力が出ていました。

今後DDヤンヌの調整については「MP中毒」次第ではありますが、高難易度突破に向けてOPに残っている防御貫通力をクリティカル率や命中率に変更する必要がある様に思います。

今週の鍛冶屋の親父さん

笑顔な親父さん ©Vespa Inc.

この笑顔であればなんでも成功してくれそうなところですが今週も平常運転でした。深淵の槍2凸やネラクシスの専用武器3凸には成功するものの・・・。

獣人事典2凸失敗 ©Vespa Inc.

獣人事典2凸には失敗しました。これで獣人事典5凸までの道のりはさらに険しくなってしまいました。3凸になれば50%チャレンジを行う予定でいますが、ここぞの時の親父さんはやってくれそうな予感がします。

今後の予定は

フルドラ残しはキツイ ©Vespa Inc.

まずは今週で対策出来なかった「MP中毒」についてなんとかしたいところです。さらに高難易度突破に向けてクリティカル率や命中率の底上げや、ライアスとロマンの魔法防御力アップを行いたいです。

みなさんもキンスレを楽しくプレーしてください。

キンスレのキャラ評価について詳しくはこちら(内部リンク)
アポカリプシオン戦で参考にした動画投稿サイトはこちら(外部リンク)

予告 【第35回】アポカリプシオン戦における「MP中毒」についての対策を探る

ライアスのSW ©Vespa Inc.

MP枯れが「MP中毒」で対策が分かったものの実際の調整はかなり難しい現状です。各キャラのMP回復力を調整しようとしましたがあまり効果が得られず、ライアスのSW解除も視野に入れる必要があるかもしれません。

そこで次回【第35回】はアポカリプシオン戦における「MP中毒」対策についてより深く探ります。

果たして「MP中毒」対策が終了するのか、それともよりスキルが上手く回らなくなってしまうのか、お楽しみに。

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