自作パソコンとは何かについて詳しく紹介するとともにおすすめの雑誌を紹介します
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2023/08/22更新 自作パソコンとはパソコンに必要なパーツを集めて自分で組み立てて使用するパソコンです。販売されている数多くあるパーツから使用目的にあったパソコンにするためのパーツを選んで組み立てます。

ここでは自作パソコンについて知りたい方に向けて「おすすめのパソコン雑誌」も含めて紹介します。

自作パソコンは安いのか

自作パソコンが他の「既製品」「BTOパソコン」と比べて安いのかと言うと、一般的に「既製品」よりは安く、「BTOパソコン」と同じくらいです。

「BTOパソコン」より安く済む場合ももちろんありますが、それはパソコンメーカーによる価格差があることと自作に使用するパーツにこだわりを持たない場合だと思います。

自作パソコンはパソコンが使用できるようになるまでに時間がかかり、またパーツにこだわりを持ってしまうことを考慮すると高くなってしまう場合もあるため必ずしも安くはないと思っています。

ただし自作することでパーツ交換などの故障対応ができるようになるため、ランニングコストを含めて考えると自作パソコンは結果的にパソコンを安く使用できるようになります。

自作がおすすめの方
・パソコンを構成する各パーツにこだわりたい方。
・パソコン本体の使用にかかるランニングコストを抑えたい方。
・既製品やBTOパソコンに欲しい製品が見つからなかった方。

以前の自作パソコン

わたしが知る限り30年ほど前にはパソコンの自作を行っていた人がいました。コンピューターの自作としてはどうやら1970年代には行われていたのかもしれません。以前の自作パソコンの話として「自作は安く済む」「機能などを求めると自作しかない」と言うことがあったようです。

しかし今の自作とは異なっていたらしく、パーツの組み合わせによっては動かないなどの「相性問題」が多く、コンデンサーの交換なども自分で行っていた方もいたと聞いています。今は相性問題もケースに入らないなどの物理的なものがある程度で、動かないと言うことはあまり聞きません。

わたしもちょうど自作が盛んだったころの世代のようですが、友人や知人がが行っていたのは知っていましたが自分で行うことはありませんでした。

パソコンの自作は難しいのか

今のパソコンの自作は相性問題もほとんどないため、人によっては『自作と言う言葉もどうか?』となるくらい自作と言うよりは「パーツの組み立て」で、個人的にもプラモデルを作るほうが難しいとすら思っています。

とは言っても自分でパーツを選ぶ場合はパーツに関する知識が必要になるため、自作の敷居が低い訳ではありません。

ただしBTOパソコンをベースにしてパーツの追加や交換を行ったり、パーツをすべて外して元通りに取り付けたりすれば、組み立ては比較的簡単に覚えることができます。

またパーツの構成も雑誌に掲載されている組み合わせや、BTOパソコンの構成を参考にすることができます。

はじめて自作する方は、組み立てからパソコンを使用できるようになるまで1日がかりになってしまうかもしれませんが、自作は一回行えば覚えることができると思いますので興味がある方にはおすすめします。

わたしも以前サブ機の起動ドライブをSSDにするために一度すべてのパーツを外してパソコンを組み直しましたが、慣れると1時間かからずに組み立ては終わります。

「おすすめのパソコン雑誌」

わたしは当時月刊誌だったDOS/V POWER REPORT(株式会社 インプレス)」を1年間買い続けて自作に必要な知識を得ました。

DOS/V POWER REPORT」はパソコン雑誌で、最新パーツの紹介やおすすめのパーツが掲載されていたり、システム全体の消費電力やベンチマークテストの結果、さらには少し難しいコラムやパソコンの改造などが掲載されています。

わたしはこの雑誌のすべてのページを見ることで楽しみながらパソコンについての知識を得るとともに、自作の知識も学ぶことができました。現在では季刊誌になりましたがカラーページも豊富で、自作についても写真付きで解説されています。

雑誌で自作についての知識を得たい方には「DOS/V POWER REPORT(株式会社 インプレス)」をおすすめします。

毎号自作の手順が写真付きで紹介されていますが、PC自作・チューンナップ虎の巻 2023【DOS/V POWER REPORT 特別編集】 - インプレスブックス (impress.co.jp)はより自作に特化しているのでどちらもおすすめです。

まとめ

自作パソコンは敷居が低い訳ではありませんが、一度自作すると『あれっ、思っていたより簡単だった』と言う方も多くいると思います。

興味がある方はおすすめした雑誌やYouTubeなどの動画で自作パソコンを調べてみてください。

まとめ
・パソコンを構成するパーツを集めて組み立てたものを「自作パソコン」と呼んでいる。
・自作パソコンはランニングコストまで含めて考えると安くなる。
自作パソコンの知識について詳しくはこちら(内部リンク)

 

自作パソコンのデメリットとメリットについて詳しくはこちら(内部リンク)
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